こども動物園
こども動物園の概要
動物園区の西に位置し、面積は約1haに、こども達が、ウサギ、モルモット、ヒツジなど親しみやすい動物たちとふれあうことにより、いのちの大切さを知ってもらう自然学習中心としたエリアです。
また、おおいに動物達とふれあい、必要な知識を得たり、観察することの楽しみ、生き物としての動物に興味をもってもらい、自分達人間も自然界の一員であることの理解を深めることができます。
こども動物園
こども動物園
こども動物園の展示動物


こども動物園の展示動物
約30種・300点
主な展示動物:フンボルトペンギン・リスザル・プレーリードッグ・ワラビー・ポニー・ラマ・ブタ・ヤギ・ヒツジ・ウサギ・モルモット・鳥類(インコ類・鳩類・鶏類)


フンボルトペンギン
フンボルトペンギン
フンボルトペンギン
フンボルトペンギン
フンボルトペンギン
(ペンギン目 ペンギン科)
○体長 66〜72cm
○体重 約4.1kg
○翼長 16〜17.5cm
南アメリカ西岸のペルーやチリ北部に分布。
フンボルトペンギンはガラパゴスペンギンやマゼランペンギン、ケープペンギン等と同じくフンボルトペンギン属に分類されており、胸に黒い羽毛の帯がある事からバンデッド・ペンギン(帯ペンギン)または、地中や岩穴に巣を作るためホーリー・ペンギン(穴掘りペンギン)とも呼ばれます。
ペンギンの体は空を飛ぶ事はできませんが、水の中をとても早く泳ぐ事ができる作りになっています。
一般的な鳥が空に羽ばたくために大きな翼を持っているのに対し、水をかくのに適したボートのオールのような固く小さな翼を持っています。この翼はフリッパーと呼ばれ、翼が曲がらないように大きくて平たい骨が支えています。
また、飛ぶ鳥の骨が軽量化のために大部分が空洞なのに対し、体重を重くして、泳いだり潜ったりしやすいように中身がぎっしり詰まっています。
現在、野生のフンボルトペンギンは南極等に住んでいるペンギン達と違い人間の生活域に近い場所に住んでいる事により環境破壊等にさらされ、絶滅の危機に瀕しています。


リスザル


リスザル(霊長目オマキザル科)
○頭胴長 30cm
○尾長 35cm
○体重  1kg
中米コスタリカから南米ボリビア、ブラジルにかけての広域に住み、川沿いの熱帯雨林川辺林、マングローブ林など、湿潤な森林を好み、原生林にも、人手の入った所にも住みます。
雑食性の動物で、果実や昆虫を主食としています。
オマキザル科では、最も小型のサルで体重は1kg弱、オスはメスより少し大きいようです。
長いしっぽを持っていますが、物を握る能力は無くジャンプ中にバランスを取るのに使用します。
通常、30頭〜40頭になる、複雄複雌の大型の群れを作って暮らしています。
通常は、子連れのメスが群れの中心となり、オトナのオスは周辺部で生活します。
昼行性で、夜明けとともに大きな群れで食べ物を探します。
1日中ほとんど休みなく活動し、移動を行いますが、いつも樹上にいて、地上にはめったに降りません。
好奇心が強いサルで、とくしま動物園のリスザルの森に人間が入ってくると集まってきますので、お菓子や荷物を持って入るのはご遠慮ください。


ラマ
ラマ
「クロコ」

ラマ
「チャコ」生まれてすぐ
ラマ
「チャオ」手前

ラマ(偶蹄目ラクダ科)
○英名 Llama
○学名 Lama glama
○体長 約120〜225cm
○体高 約109〜119cm
○体重 約70〜140kg

家畜としてペルー中部、ボリビア西部、チリ北東部、アルゼンチン北西部、アンデス地方に分布しています。
体色は淡褐色、褐色、黒色、白色、白と茶または黒のブチなどいろいろあります。
ラクダの仲間ですが,標高2300〜2400mの高地の草原や低木地に適応したためラクダのように背中にコブはありません。
残念ながら野生種は絶滅しており、家畜としてのみ生息しています。


ふれあいコーナーの実施時間
ふれあいコーナーの様子
ふれあいコーナーの様子
モルモット 平日
13:30〜14:30
モルモット 土曜・日曜,祝日
11:00〜12:00
13:30〜14:30
ヤギ・ヒツジ
  9:30〜16:00
※注 詳しい内容は定期イベントをご覧ください