熱帯区
モンキープロムナード
モンキープロムナード
モンキープロムナードには、ワオキツネザルやシシオザル、マントヒヒなど、8種類のサルたちが飼育展示されています。
中でも一番人気なのが、チンパンジーの「ミッチャン(♂)」です。
「ミッチャン」はガラスをドンドンとたたいて、人が近づいてくるのを待っています。
人が集まると、ジャンプしてガラスに体当たりをしたり、口に含んだ水を吹きつけたりします。
これらのパフォーマンスは、怒っているのではなく、皆さんに遊んで欲しいために行っているのです。
ですから、水を吹きかけられた人も、怒ったりせず、大きな笑い声をあげて逃げ回ってください。


チンパンジー
チンパンジー「ジラ」
「ジラ」
学名 Pan troglodytes
英名 Common Chimpan−zee
霊長目ショウジョウ科
分布 アフリカ
チンパンジー
「ミチオ」愛称「みっちゃん」
アフリカ中央部の熱帯雨林に生息する大型の類人猿。
体毛は黒で、皮膚は淡褐色、知能が高く道具の利用などが見られます。
雑食性で、野生ではイチジクなどの果実や樹皮、昆虫、卵、動物の肉などを食べます。
とくしま動物園のチンパンジーは「ミチオ」と「ジラ」で、特に「ミチオ」は「みっちゃん」の愛称で知られ、鉄の扉を叩いたりガラス面を蹴るパフォーマンスで有名です。
また、パフォーマンスが終わった後、水飲み場に走ったらご用心を!!水を吹き掛ける前兆かも知れませんよ。
このような、イタズラ好きなみっちゃんの好物がヨーグルトである事はあまり知られていません。
「ジラ」は2009年4月13日に新しくとくしま動物園にやってきた、「ミチオ」の花嫁です。元々、USJでアニマルショーに出演していたため、少し神経質なところはありますが、性格もおとなしく、人にも慣れているようです。
なお、「ジラ」という名前は、映画「猿の惑星」に出てくるジーラ博士に由来するようです。



セイロンゾウ
セイロンゾウのマリー
学名 Elephas maximus maximus
英名 Ceylon Elephant
長鼻目ゾウ科
分布 スリランカ

セイロンゾウ「マリー」のエサやり
マリー

ゾウの仲間は現在生きている陸上の動物の中で、一番大きい動物です。
ゾウはアフリカゾウとアジアゾウに大きく分けることができ、セイロンゾウはアジアゾウの仲間です。
ゾウは上唇と鼻が一緒になって長く伸びた特徴的な鼻をもっています。
この筋肉のよく発達した鼻を、人間の手のように動かし、口の届かない地面や樹上の食べ物を採ることができます。
また、大きな耳は裏側にたくさんの血管があり、これをパタパタと動かすことで体温を調節しています。
大人になると4,000kg〜5,000kgにもなるゾウの足は、重い体重を支えるために太い柱のようになっていて、足の裏はスニーカーの底のように弾力があるため、ほとんど音をたてずに歩くことができます。
とくしま動物園のセイロンゾウは「マリー」と名付けられたメスで、平成8年5月1日にスリランカから来園しました。
「マリー」は1990年6月生まれ(推定)です。
ゾウは知能の高い動物として知られており、日曜日や祝日にはエサやりイベントに大勢の親子づれが訪れます。