ミーアキャット
(別名 スリカータ)
学名 Suricata Suricatta
英名 Mier−cat
食肉目ジャコウネコ科
分布 南アフリカ,アンゴラ
日の出に巣を出て,日暮れに巣へ帰りますが,この間に昆虫やトカゲなどのほか,植物の球根を掘りかえして食べます。
また,ミーアキャットは後足だけで立ち,お腹を太陽に向けて体を温めます。
全てのミーアキャットがお腹を太陽に向け,同じ方角にむかって座っている姿を見ることができます。
とくしま動物園ではリンゴやニンジン,バナナ,ドッグフードなどをあげています。
かわいい姿をしているミーアキャットですが,鋭い歯や長い爪を持っているため,手を出すと危ないので,観察しているときは,身を乗り出したりしないように注意して下さい。
ライオン
シーマ
食肉目ネコ科
分布 サハラ南部から南アフリカ,インド
頭胴長 雄170cm〜250cm,
雌140cm〜175cm
尾長 雄70cm〜105cm,雌60cm〜100cm
体重 雄150kg〜250kg,雌120kg〜182kg
寿命 野生下で15年,飼育下で24年
レオン
ライオンはネコ科の動物の中でもっとも社会性が高い動物です。たいていのネコ科の動物は単独生活者が多いのですが,珍しいことにプライドと呼ばれる群れを作ります。
このプライドはメスが中心となり,血縁のオスは3歳になると群れから出ていきます。
群れの行動圏は20km2〜400km2ぐらいでメスどうしが協力して獲物を捕らえますが,狩りの成功率は4回に1回くらいです。
とくしま動物園のライオン・レオン(オス)は,寝室からパドックに出てすぐ吠え声を上げます。低くにぶい声で吠えているので昼間寝ているライオンと違って迫力があります。みなさんも開園直後に来れば,見られるかもしれませんよ。
サバンナ
約0.3haのサバンナには,何種類もの動物たちの飼育を同じパドックで行う,混合飼育を行っています。
マサイキリン,カピバラ,チャップマンシマウマなどのほ乳類だけではなく,ペリカンやカンムリヅルなどの鳥類がサバンナに彩りを添えています。
とくしま動物園が開園後,午前9時30分頃にサバンナに来ると,動物達がエサを食べている姿を見ることができます。
また,隣接しているレストランのテラスからは,動物たちを観察しながら食事をすることができます。
チャップマンシマウマ
学名 Equus burchelli antiquorum
英名 Chapman’s Zebra
奇蹄目ウマ科
分布 アフリカ
胴体のしまとしまの間に,カゲシマと呼ばれる薄いしまがあるのが特徴で,足のしまは蹄までとどいていません。
モモイロペリカン
ペリカン目ペリカン科
学名 Pelecanus onocrotalus
英名 White Perican
全長 約150cm(雄)
翼長 約270cm(雄)
南ヨーロッパ,アフリカ,アジアに生息し,繁殖期になると羽毛がサーモンピンク色になります。
さらに雄は黄色のままだが,雌は目の周りもピンク色に変化します。
一番の特徴は大きなくちばしで,このくちばしで魚をすくい取るようにして食べます。
マサイキリン
学名 Giraffa cameroparlis tippelskirchi
英名 Masai Giraffe
偶蹄目キリン科
分布 東及び南アフリカ
「イッペイ」
神様がいろんな動物を作った後に、最後に残った部分を合わせて作ったと言われる動物。
しかし実際は、長い首により誰よりも早く外敵を発見し、また誰よりも高い場所の木の葉を食べる事で他の動物との共生をはかっている賢い動物と言えます。
なお、この食べ分けはオス・メスでも違っており、オスが精一杯首を延ばして高い場所の木の葉を食べるのに対して、メスは首をねじって、自分の肩から膝ぐらいの高さの木の葉を食べるため、野生では遠くから見ただけでそのキリンがオスかメスかが分かるようです。
ちなみに、マサイキリンの特徴は、一般的なアミメキリンに対し、体の模様がいびつな(歪んだ星型と形容されます。)ところにあります。