温帯区
とくしま動物園は、温帯区・熱帯区・サバンナ区・寒帯区・こども動物園の5つのエリアから構成されており、各エリア毎に気候帯区別の動物たちを飼育展示しています。
5つのエリアから、それぞれの動物にスポットを当てて紹介します。

フライングケージ
フライングケージ
フライングケージは、とくしま動物園のシンボルにもなり、直径40m、高さ20mの半球状のドーム状をしています。
このケージ内は、さまざまな鳥たちが自由に飛び交っている中を,自由に歩いて観察することができます。
頭の上を、赤い鮮やかな鳥、ショウジョウトキが飛び越えていったり、手の届きそうな距離で、カンムリヅルがダンスを踊っている場面に出会えます。
低木の茂みでは、ツキノワテリムクドリなどの小鳥が果実をつついていたり、池にはクロエリハクチョウの夫婦やヨーロッパコガモが泳いでいます。
また、観察塔もあり、階段を上がるとフライングケージ内を一望できます。


レッサーパンダ
レッサーパンダ
学名 Ailurus fulgens
英名 Lesser Panda
食肉目アライグマ科
分布 ヒマラヤ・インド・ミャンマー・中国
目から口の端に暗褐色の線があり、腹面と四肢は黒色をしていて、尾には輪状斑があります。
前足にある程度出し入れできる爪を持ち、対向性の親指に似た機能を持つもう1本の指があり、それほど発達していませんが、これと他の指を使って物を持つことができます。
たいへん木登りがうまく、主に早朝と夕刻に活動し、森林や竹林に住みます。
レッサーパンダ
成獣はほぼ夜行性で、つがい又は家族群で行動します。
とくしま動物園のレッサーパンダは、男の子の「優優(ユウユウ)」と女の子の「ラン」です。
活動している「優優」を見たい場合は,動物園が開園直後の午前9時30分から午前10時頃までなら、食事をしている姿を見ることができるかもしれません。
午前中にこの姿を見逃した人は、あと1回チャンスがあります。
午後4時頃になると、木の上から降りてきて、寝室の入口近くを歩き回っています。
レッサーパンダの食事は、朝・夕の1日2回で、リンゴやバナナ、ササなどを与えています。また、おやつとしてレーズンを与えることもあります。
優優
「優優」

ラン
「ラン」

ぬいぐるみのような「優優」に会いに来てください。


エゾヒグマ
エゾヒグマ「ヒロコ」「マサル」
ヒロコ   マサル
英名 Yezo Brown Bear
学名 Ursus arctos yesoensis
体長 155〜230cm
尾長 6.5〜8cm
体重 雄 160〜360kg
    雌 150〜230kg
エゾヒグマ「マサル」
マサル
日本の北海道に分布する。基本的には森林に生息していますが、知床半島では海岸に現れて河口を遡上するサケを捕ります。
食肉目ですがフキやササなどの植物の茎や根や芽、果実類等も食べ、季節によってアリやハチ等の昆虫類も食べます。
とくしま動物園のマサルはえさほしさに立ち上がり両手を上げます。
毎週土曜・日曜・祝日13時〜「ヒグマのエサやり」というイベントをやっていますので、両手をあげておねだりしている姿を見に来てください。